この日は招集メンバー25名がピッチに立ったが、左足首の状態に不安を抱える久保は円陣のみ加わり、全体練習が始まると一人室内へ。
「良くも悪くも結局やってしまうのが僕なので。それをどうにか抑えつつ、プロとしてお金を払って見にきてもらっているので、日本代表レベルのプレーを見せられるように回復するのがまずは大事だと思います。お客さんは日本代表レベルのプレーを見に来ていると思うので、まずはその状態になるようにしっかり回復したいと思っています」
9月にはFIFAワールドカップ26の開催国であるメキシコ、アメリカと対戦した日本代表だが、2試合で1点も挙げることができず未勝利に終わった。久保は「何を改善するというよりかはしっかり決め切ること。シュートチャンスを大事にすること。緊張しろということではないけど、僕も含めて大事に大事に扱っていかなければならないと感じています」と決定力の重要性を指摘した。
日本代表は10日にパラグアイと対戦し、4日後にはFIFAワールドカップで歴代最多5度の優勝を誇る“サッカー王国”ブラジルと対戦する。久保は「ブラジルという強い相手とやれることは楽しみなので、しっかりコンディションを持っていけたらなと思います」とコメント。その上で、0-1で敗れた前回2022年の対戦を振り返りつつ、結果と同様に試合内容が重要との認識を示した。
「あまり緊張せずにいつも通りのプレーをすることが大事かと思います。前回は0-1以上の差があったと思います。
「現状で五部の戦いは難しいと思いますが、ボールを持たせてくれるチームではあると思うので、そこでどれだけできるかというのはトライしなければならないと思います」
「痛みはだいぶ良くなってきています」と話した久保。南米の強豪との2連戦ではどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。