日本代表は8日、『キリンチャレンジカップ2025』のパラグアイ代表戦に向け、千葉県内で調整。練習後にMF鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)がメディア対応に応じ、自身の状態の良さや南米勢との対戦に向けた課題などを語った。


 所属クラブでは9月の月間MVPに選出されるなど、好調を維持している鎌田。自身の状態の良さについては、「プレミアのスピード感やパレスのやり方、選手の特徴がわかってきたり、そういう部分は違うと思う」と述べ、「時間が解決してくれた部分があるし、慣れの部分が一番大きい」との見解を示した。

 そして、すでにワールドカップ出場を決めているパラグアイ、ブラジルとの連戦に向けては、「ここ数試合、得点がうまく奪えていない試合が多いので、攻撃の部分を改善しないといけない」と指摘。「チャンスがあったら足を振るとか、簡単なことですけど、そういうところを頭に入れてプレーするのとしないのでは違ってくる」と続け、個々の意識から変えていく必要を強調した。

 9月のアメリカ遠征では好機もありながらゴールが遠く、メキシコ戦もアメリカ戦も無得点という結果に終わっているだけに、今回の10月シリーズでは世界の強国相手に攻撃面で通用する姿を見せることができるか——。パラグアイとの一戦は、パナソニックスタジアム吹田にて10月10日(金)19時20分キックオフ。試合の模様は日本テレビ系列で全国生中継、TVerで生配信される。

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