日本代表通算11キャップを記録している橋岡は、昨年11月以来の選出となった。ホームで8大会連続W杯出場権獲得や本番を想定した9月のアメリカ遠征を経験できず「もどかしかった」という。「今できることはチームで活躍することというのが一番でしたが、日本代表のことは頭の中にありました。追加招集という形ですけど、このチャンスを絶対に掴みたい」と並々ならぬ決意を語った。
日本代表は最終ラインでケガ人が続出中。アジア最終予選で研ぎ澄ませてきた3バックに加え、9月のアメリカ代表戦では4バックもテストした。最終ラインの複数ポジションをこなせる橋岡は「自分のポジションがどこであれ、そのタスクを全うできるような選手は必要。今はそこをできるようにしたい」と自身の役割にフォーカス。「チームでも3バック、4バックいろいろとやってきました。ウイングバックも、センターバックの右も左もいろいろなところでやってきてきています。3バックか4バックで内容は変わってきますけど、自分にタスクが与えられるという部分は変わらないので、チームに求められているところをしっかりと表現することが大事になる」と説いた。