パラグアイ代表は9日、キリンチャレンジカップ2025 日本代表戦に向け、会場のパナソニックスタジアム吹田にて公式会見を実施した。

 パラグアイを率いるグスタボ・アルファロ監督は「パラグアイはこれまで長い南米予選を戦い、15年ぶりにFIFAワールドカップ出場権を獲得することができました。
パラグアイにとって大きな夢でしたし、W杯は大きな挑戦でもあります。W杯出場権を獲得し、これから2つ目のフェーズがスタートします。W杯で活躍をするためには、レベルの高い国と対戦が必要です。FIFAランキングで上位の日本、韓国と対戦することで良い準備を進めていきます」とコメントした。日本代表の印象については「具体的かつ明確なスタイルを目指しているチーム」と語り、警戒を強めている。

「日本代表の約8割が欧州でプレーしています。欧州の考え方を持つ選手たちがいて、欧州のチームを見ているような印象です。幅を生かしつつ、守備では5枚+中盤の2名がすごく優秀です。攻撃ではトライアングルを作りながら、上手くスペースを突いて攻撃してきますし、縦へのスピードやプレッシングにも優れています。(負傷している)遠藤航、三笘薫はいませんが、南野拓実や望月ヘンリー海輝といった選手もいます。加えて日本はこの後ブラジル代表との試合があるので、誰が明日ピッチに立つかは分かりません。それでも個々を生かすシステムを持っているのが日本代表。
それは私がパラグアイ代表で目指していることでもあります」

 日本対パラグアイとの一戦は、明日10月10日(金)19時20分キックオフ。試合の模様は日本テレビ系列で全国生中継、TVerで生配信される。
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