チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーは、代表ウィーク明けに復帰することはできないようだ。8日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 2023年夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入した現在23歳のパーマーは、初年度に公式戦45試合出場で25ゴール15アシストを記録し、リーグ年間最優秀若手選手賞やチェルシー内での最優秀選手賞など数多くの個人賞を受賞すると、昨シーズンも公式戦47試合出場で15ゴール12アシストを記録し、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)優勝に貢献を果たした。

 さらに、今夏に行われたFIFAクラブワールドカップ2025でも6試合出場で3ゴール2アシストを記録して世界王者に輝いたチームの中心選手として活躍を見せた。

 しかし、このクラブW杯の影響で短縮されたプレシーズン中に負傷が発覚して以来、再発を繰り返しており、今季はここまでわずか公式戦4試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。

 そんなパーマーの状態について先月末にエンツォ・マレスカ監督からは「代表戦の中断期間が明けるまでの2~3週間は彼を休ませる」ことが明言されており、今月18日に行われるプレミアリーグ第8節のノッティンガム・フォレスト戦から復帰することが期待されていた。

 そうしたなか、今回の報道によると、そけい部に慢性的な問題を抱えているパーマーの負傷は予想よりも長引いている模様で、少なくとも11月までは試合に出場できない見込みであることが伝えられている。

 これに伴い、10月に予定されている残り4試合もパーマーが欠場を余儀なくされることは、チェルシーにとって痛手となりそうだ。
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