レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルについて言及した。10日、スペイン紙『マルカ』が『Movistar Plus+』のインタビュー内容を引用して伝えている。


 今季のラ・リーガ開幕から9ゴールを記録中のエンバペに牽引され、現在ラ・リーガで首位を走るレアル・マドリード。連覇を目指す“宿敵”バルセロナは同クラブを2ポイント差の2位で追っており、早くもスペインを代表する二大巨頭が火花を散らし始めている。そんななか、エンバペが『Movistar Plus+』のインタビューに応じ、バルセロナで輝きを放つヤマルについて見解を語った。

 エンバペは、「彼にはサッカーへの強い情熱があることが分かる。それだけは絶対に失ってはいけないものだ」と自身が持つヤマルへの印象を告白。一方、若くして多くのメディアから注目を集める“神童”の私生活について、「放っておくべきだよ。彼は素晴らしい選手だけど、人生ではまだ18歳の若者なんだ。その年齢なら誰だって間違いを犯す。上手くいくこともあれば、そうでないこともある」と周囲への配慮を求めている。

 また、「最終的には彼自身が人生経験を積み、自分にとって何が良いかを理解するようになる。だから僕たちは彼のピッチ上でのプレーだけを見ればいい」と主張。続けて、「もし深刻なことじゃないなら、ピッチ外のことは重要じゃない。
彼は素晴らしい才能を持っていて、自分の道を歩んでいくだろう。心から幸運を祈っているよ」と敬意を込めながらヤマルにメッセージを送った。
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