バルセロナに所属するスペイン代表DFパウ・クバルシが、チームの課題を指摘した。8日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。


 今季のバルセロナは、開幕から公式戦8試合を戦って7勝1分の無敗とスタートダッシュに成功。しかし、1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節では、多くの主力を欠くパリ・サンジェルマン(PSG)に敗北。続く5日のラ・リーガ第8節ではセビージャに約10年ぶりに敗れ、リーグ首位の座をレアル・マドリードに譲ることになった。

 クバルシは『アス』のインタビューで「本当に強いチームならば、フォワードの選手が最前線で守備をするべきだ。素晴らしいチームとは団結して力を合わせるチームであり、それこそがタイトル獲得のカギなんだ」とチームが抱える課題を指摘。「前線も中盤も、そして僕たちディフェンダーも、全員が全力を尽くさないと。昨季のバルサはずっとそうしてきたし、とてもうまくいっていた」と、ピッチ上の選手たち全員が連係して守備をする必要性を強調した。

 また、クバルシはセビージャに1-4で敗れたことについて「負ければいつだって悔しいし、あれだけの点差で負ければなおさら悔しい。でも、こういう試合でのミスから学び、2度と繰り返さないように正面から向き合わないといけない」と悔しさを口にしつつ、前向きな姿勢を示した。

 そして、ハンジ・フリック監督について「彼はいつも僕たち選手を助けてくれるし、とてもフレンドリーな監督なんだ。でも、ここぞというときは僕たちに対して厳しく接してくれる」と、指揮官への信頼も語った。


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