マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFハリー・マグワイアとの契約延長を検討しているようだ。9日、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 
 現在32歳のマグワイアはシェフィールド・ユナイテッドやハル・シティ、ウィガン、レスターを経て、2019年夏に当時のDF史上最高額となる8000万ポンド(約162億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。チームが度重なる監督交代に揺れる中、キャプテン剥奪など難しい時間を過ごしたものの、ここまで公式戦通算253試合に出場し16ゴール9アシストをマーク。今シーズンもすでに7試合に出場している。

 マグワイアの現行契約は2026年6月30日までとなっており、すでに契約最終年に突入。近年は放出の噂も挙がるなど、去就に注目が集まっているが、マンチェスター・ユナイテッドは契約延長を検討している模様だ。

 移籍市場に精通するロマーノ氏によると、マンチェスター・ユナイテッドはマグワイアのこれまでの貢献とリーダーシップを高く評価しており、契約延長に向けて選手陣営との交渉を開始しているとのこと。クラブ側が検討している新たな契約期間などは明らかになっていないが、今後の条件面などに関する協議が続くと見られている。

 本職とするセンターバック(CB)だけに留まらず、時には屈強なフィジカルを生かした“パワープレー要員”として最前線でもプレーするマグワイア。来シーズン以降もマンチェスター・ユナイテッドでのキャリアを続けることになるのだろうか。交渉の行方に注目が集まる。
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