現地時間9日に“サッカーの聖地”『ウェンブリー・スタジアム』でウェールズ代表と対戦したイングランド代表。
主将であり得点源であるFWハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ)を欠いたイングランド代表だが、序盤に立て続けにネットを揺らし、4日後に控えるラトビア代表とのFIFAワールドカップ26欧州予選・グループK第8節に弾みをつけた。データサイト『Opta』によると、イングランド代表が試合開始から20分以内で3ゴールを決めたのは、1987年11月に行われたユーゴスラビア戦以来38年ぶりの出来事だという。
守護神のジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)はこの日の完封勝利によって、国際Aマッチで8試合連続のクリーンシート(無失点試合)を達成。『Opta』によると、これはイングランド代表史上初の快挙となっているようだ。2017年11月にガレス・サウスゲート前監督の下で代表デビューを飾ったピックフォードはここまで国際Aマッチ通算79試合に出場し、過去2度のFIFAワールドカップで正GKとして活躍している。
なお、イングランド代表はこれで3連勝となり、トーマス・トゥヘル監督就任後の戦績を6勝1敗としている。FIFAワールドカップ26欧州予選・グループKでもここまで5戦全勝で首位を快走中だ。
【ハイライト動画】イングランド代表が開始20分間で3得点!