マンチェスター・ユナイテッドがノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFエリオット・アンダーソンに関心を寄せているようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 昨シーズンのプレミアリーグを過去最低の15位で終えたマンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム体制2年目に向けて今夏の移籍市場で戦力を拡充。ブラジル代表FWマテウス・クーニャ、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコを獲得し前線を強化したほか、ベルギー代表GKセンヌ・ラメンスとU-20パラグアイ代表DFディエゴ・レオンもスカッドに加えた。

 しかし、補強が噂されていた中盤には新戦力を迎え入れることができず。ブライトンに所属するカメルーン代表MFカルロス・バレバへの関心が明らかになっていたが、1億ポンド(約203億円)を超えるとされる移籍金が障壁となり、獲得には至らなかった。

 報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場に多額の資金を投じたことで、今冬の移籍市場で大型補強に動く可能性は低いとのこと。しかし、来夏にはブラジル代表MFカゼミーロが契約満了で退団する見込みで、人件費に余裕が生まれることから、中盤の即戦力の確保に乗り出すことが濃厚だという。バレバに引き続き関心を寄せているほか、ノッティンガム・フォレストで台頭したE・アンダーソンもリストに名を連ねているようだ。

 現在22歳のE・アンダーソンはニューカッスルの下部組織出身で、2020-21シーズンにトップチームデビューを飾った。昨年夏に加入したノッティンガム・フォレストではここまで公式戦通算51試合に出場し2ゴール7アシストをマーク。昨シーズの大躍進を支え、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に大きく貢献すると、今年9月にはイングランド代表デビューを飾った。
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