アジアサッカー連盟(AFC)は9日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第1節のメルボルン・シティvsサンフレッチェ広島(現地時間9月16日/メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム〔オーストラリア〕)でホーム側のメルボルン・Cに複数の違反があったとして、9日付で合計3万1000ドル(約458万円)の罰金処分を下したことを公式サイト上で発表した。

 ACLE・リーグステージの初戦となった同試合は、アウェイの広島がMFマルコス・ジュニオールとMF中島洋太朗のゴールにより2-0で勝利。
敵地から貴重な勝ち点3を持ち帰った。だが、AFCの公式サイトによると、メルボルン・Cは広島に対して「公式練習会場、特にピッチを劣悪な状態で提供」していた模様。AFCは「練習に適さない状態だった」と判断し、同ケースについて1万ドル(約147万円)の罰金処分を下した。

 同試合におけるメルボルン・Cの違反はこれだけにとどまらず、ユニフォーム確認の時間に遅刻したほか、複数関係者が必要とされるADカードを持たずに立ち入り制限区域に侵入したり、試合開催2日前までにスタジアムをAFCに引き渡すことを怠るなどの問題が発生。これらの違反を含め、罰金が合計3万1000ドルまで膨れ上がる結果となった。
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