試合後、右サイドのシャドーとして先発し、78分までプレーした日本代表MF堂安律(フランクフルト/ドイツ)がメディアに対応。対戦相手がアジアから世界レベルとなった中で感じている課題などについて言及した。
アジア最終予選を終え、9月はアメリカでメキシコ代表、アメリカ代表と対戦。いずれの試合も無得点に終わり、攻撃面での停滞感が指摘されるなか、今回のパラグアイ代表戦も相手の堅守に苦しみながら常に先手を奪われる展開となった。堂安も「組織的に日本代表のことを分析されてきている」と述べ、日本をリスペクトしてくる相手に対して「停滞する試合が続いている」と指摘。攻撃的な位置で起用される中で、「打開することができなかった」自身への「悔しさ」を口にした。
チームとしては、首脳陣が「色々な戦術を落とし込み、提示していくれている」としつつ、組織対組織の中では「3人目が絡んだ攻撃」や「個の打開力」、「選手のアイデアが必要になる」と主張。それはチームから提示されるものではなく、「選手がひらめきで出すもの」でもあり、故に「自由さとかワクワクするプレーというのは見てる人も楽しい」とコメント。さらに、「特に次やるブラジルなんかは、まさにそういうチーム。だからゴール前で違いを作れるし、見ていて楽しい」と続け、次の対戦相手を引き合いに出し、チームのルールを保ちつつも、その中で変化を加える“自由さ”や“柔軟さ”が重要になってくるとの見解を示した。
規律と奔放さを併せ持ったブラジルは同日、韓国代表相手に5得点を奪って圧勝。中3日で迎える王国との一戦では、パラグアイ戦からの変化を見せることができるか——。
【ゴール動画】ブラジルが韓国を圧倒!
▼ブラジルの“新星”エステヴァンが先制弾!
▼ブラジルらしい繋ぎから仕上げたのはロドリゴ!
▼相手のミスを見逃さない!エステヴァンが2得点目
▼ショートカウンターから流れるようにロドリゴ!
▼ブラジルが!ヴィニシウスが止まらない!