ここまで2試合を消化した欧州予選で連勝を飾り、グループDの首位を走るフランス代表。
試合は序盤からフランス代表が主導権を握ったものの、得点に至らないまま時間が経過。そんななか、前半アディショナルタイムにエースが均衡を破る。アゼルバイジャン代表を相手陣内に押し込みつつ、エンバペが低い位置まで降りながらポゼッションに参加。ピッチ中央でのドリブルで次々とディフェンスを突破し、ウーゴ・エキティケとのワンツーでボックス内に侵入する。最後は巧みにマーカーのタイミングを外してゴールに流し込み、フランス代表が先制に成功した。
さらに69分、フランス代表が右サイドでコーナーキックを獲得。キッカーのミカエル・オリーズが入れたクロスは相手にクリアされたものの、大外に流れたセカンドボールをエンバペが回収する。右足でゴール前に柔らかい折り返しを入れると、ファーにポジションを取ったアドリアン・ラビオが頭で反応。バウンドしたヘディングシュートがネットに吸い込まれ、貴重な追加点をマークした。
しかし、81分に思わぬアクシデントが発生。圧巻のパフォーマンスを見せていたエンバペが自らベンチに交代を要求し、ピッチへと座り込んでしまう。今回の代表戦前に足首を負傷していたエンバペだったが、不安が残る形で交代を余儀なくされた。すると、同選手に代わって投入されたフロリアン・トヴァンが、直後の84分に大きな3点目を奪う。
結局、そのまま試合は3-0で終了。快勝を収めたフランス代表が3連勝を飾った。次節は13日に行われ、フランス代表はアウェイでアイスランド代表と対戦。アゼルバイジャン代表はアウェイでウクライナ代表と対戦する。
【スコア】
フランス代表 3-0 アゼルバイジャン代表
【得点者】
1-0 45+2分 キリアン・エンバペ(フランス代表)
2-0 69分 アドリアン・ラビオ(フランス代表)
3-0 84分 フロリアン・トヴァン(フランス代表)
【ハイライト】フランスvsアゼルバイジャン