3大会ぶりの優勝を目指す本大会出場に向け、欧州予選を戦うドイツ代表。
試合は立ち上がりの12分にドイツ代表がスコアを動かす。ペナルティエリア手前でセルジュ・ニャブリが倒され、ホームチームがフリーキックを獲得。絶好の位置でセットプレーを得ると、キッカーを務めたダヴィド・ラウムが左足で直接ゴールを狙う。壁上から落としたボールがネットを揺らし、ドイツ代表が先制に成功した。
さらに18分、ヴィルツのクロスがボックス内のニャブリに繋がり、トラップしたボールがディルク・カールソンの手に接触。オンフィールドレビューによって主審はPKと判定し、レッドカードを受けたカールソンは一発退場となる。プレッシャーのかかる場面でキミッヒが冷静にキックを沈め、ドイツ代表が追加点を挙げた。
数的有利に立ったドイツ代表は、後半開始直後の48分に大きな3点目をマークする。センターサークル内からカリム・アデイェミがスルーパスを送ると、右サイドを走るニャブリがスピードに乗ってボックス内へと侵入。
その3分後には、ラウムのコーナーキックをニアに流れたヴァルデマール・アントンがヘディング。合わせたボールがゴール前での混戦を生み出し、最後はキミッヒが詰めて4点目をゲットする。結局、そのまま試合は4-0で終了し、勝利したドイツ代表がグループAの首位に浮上した。次節は13日に行われ、ドイツ代表はアウェイで北アイルランド代表と対戦。ルクセンブルク代表はアウェイでスロバキア代表と対戦する。
【スコア】
ドイツ代表 4-0 ルクセンブルク代表
【得点者】
1-0 12分 ダヴィド・ラウム(ドイツ代表)
2-0 21分 ジョシュア・キミッヒ(PK/ドイツ代表)
3-0 48分 セルジュ・ニャブリ(ドイツ代表)
4-0 50分 ジョシュア・キミッヒ(ドイツ代表)
【ハイライト】ドイツvsルクセンブルク