国際親善試合が10日に行われ、アルゼンチン代表とベネズエラ代表が対戦した。

 FIFAワールドカップ26本戦が行われるアメリカのマイアミにある『ハードロック・スタジアム』を舞台に、南米予選を首位突破したカタールW杯王者のアルゼンチンと、南米予選8位で本大会出場を逃したベネズエラが激突した。
リオネル・メッシは翌日にインテル・マイアミでの公式戦を控えているため、メンバーから外れてスタンドからの観戦に。クリスティアン・ロメロが腕章を巻き、フリアン・アルバレスやラウタロ・マルティネス、ニコラス・パスらがスタメンに名を連ねた。

 序盤からアルゼンチンがボールを握って押し込む展開となり、31分に先制点を奪う。ファイナルサードでボールを奪回し、L・マルティネスのパスを受けたジオバニ・ロ・チェルソがペナルティエリア左から左足でゴールネットを揺らした。ロ・チェルソは得点後、手で「M」の形を作り、がんのため9日に亡くなったボカ・ジュニオルスのミゲル・アンヘル・ルッソ監督へ得点を捧げた。

 後半も危なげなく試合を進めたアルゼンチンは、前半の1点を守り抜いて完封勝利を収めた。アルゼンチンの次戦は13日に行われ、シカゴでプエルトリコ代表と対戦する。

【スコア】
アルゼンチン代表 1-0 ベネズエラ代表

【得点者】
1-0 31分 ジオバニ・ロ・チェルソ(アルゼンチン)


【ゴール動画】アルゼンチンvsベネズエラ

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