FIFAワールドカップ26欧州予選を戦うフランス代表は10日、アゼルバイジャン代表と対戦。前半アディショナルタイムキリアン・エンバぺが試合を均衡を崩すと、69分にアドリアン・ラビオが追加点。エンべパが負傷交代を余儀なくされたが、代わりに投入されたトヴァンがダメ押しの3点目を決め、3-0で勝利を収めた。
83分からピッチに立ったトヴァンにとって、この試合は2019年6月のアンドラ戦以来となる“レ・ブルー”での出場。投入直後の84分、左サイドからのクロスを左足でコントロールすると、アクロバティックなボレーシュートを叩き込み、復帰戦で得点を記録した。
試合後はトヴァンは、「ここ数年間、この瞬間を夢見ていた。もしこのユニフォームを一度でも着る機会があれば、全力を尽くして楽しみたいと思っていたし、ゴールを決めると自分に言い聞かせていたんだ」とコメント。待望の代表戦でゴールを挙げた喜びを語った。
現在32歳のトヴァンは、今夏にリーグ・アンのRCランスへ加入。これまでマルセイユやニューカッスル、ティグレス、ウディネーゼなどでプレーしており、マルセイユ時代にはDF酒井宏樹と右サイドで阿吽の呼吸を見せていた。
次戦、フランス代表は13日にアイスランド代表と対戦する。
【動画】トヴァンが復帰戦ゴール!