現在27歳の上田は、2023年8月にベルギーのサークル・ブルッヘからフェイエノールトへ完全移籍。加入1年目はリーグ戦で5ゴール、2年目は7ゴールを記録していたが、今シーズンは開幕から好調を維持しており、リーグ戦8試合で早くも8ゴールをマーク。シーズン序盤にしてエールディヴィジでの自己最多記録を更新している。
フェイエノールトで圧巻の活躍を見せる上田に対して、同クラブで通算119ゴールを挙げたカイト氏も「彼が初めから優れたストライカーであることは明らかだった」と称賛のコメント。オランダでのプレーに適応したことが今季活躍の要因だとし、「彼には適応する時間が必要だったかもしれない。新しいクラブ、組織で求められるものは違ってくるだろうしね。でも、彼を間近で見れば、クオリティの高さがはっきりとわかるよ」と語っている。
さらに今夏フェイエノールトに加入した日本代表DF渡辺剛の存在も良い影響があると指摘。「あるメディアでは日本人センターバックとのつながりについても言及していた。パズルのピースがゆっくりはまっていくように、選手に時間が必要なのは当然だ。我々サッカーファンは、すぐにパフォーマンスを発揮してほしいと願うが、選手も人間なんだ」と話した。
【動画】上田のゴールをピッチサイドから