日本代表は12日、2日後に迫った『キリンチャレンジカップ2025』のブラジル代表戦に向け、千葉県内で調整。練習後にGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)がメディア対応に応じ、同日にYBCルヴァンカップ決勝進出を決めた次チームについてコメントした。


 代表活動期間中にルヴァンカップの準決勝が行われ、広島は横浜FCと対戦。ホームとアウェイのいずれも勝利を収め、広島が決勝へと駒を進めたことについて、大迫は「嬉しいですね。僕はルヴァンカップに出てないですけど、チームの総力戦として、ここまで来れたのは嬉しいことだと思います」と述べ、同大会でゴールマウスを守るGKチョン・ミンギについても言及。「ミンギも、それ以外のGKも良い準備をした中で決勝に来れたのは、ミンギにとっても自信になると思いますし、ここまできた以上はしっかり優勝して、チームとしてタイトルを獲れるように頑張りたいと思います」とチームメイトに賛辞を送り、3年ぶりのルヴァンカップ制覇を見据えた。

 また、代表活動中に重要な試合が行われることに、日本代表の森保一監督が警鐘を鳴らしたことについて問われると、「チームが勝ち上がっているのは嬉しいですけど、嬉しい反面、複雑な気持ちもある。自分がピッチに出て勝たせてというのが一番なので、勝ち上がったチームに自分がいたかったという思いは少なからずありますね」との見解も示した。

 広島のルヴァンカップ決勝進出は3年ぶり4度目。柏レイソルと激突する決勝戦は11月1日に国立競技場で行われる。
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