10日のFIFAワールドカップ26欧州予選・グループD第3節アゼルバイジャン戦において、負傷交代を余儀なくされたキリアン・エンバペ。試合後、ディディエ・デシャン監督が「彼は右足首に再び打撲を受けた」と直前のビジャレアル戦で痛めた箇所だったことを説明。その後、フランス代表からの離脱が発表されていた。
そんなエンバペの状態だが、さほど深刻ではないようだ。スペイン紙『マルカ』は「安堵」とした上で、マドリードに戻ってクラブの医療スタッフによる検査を受けた結果、19日に行われるラ・リーガ第9節ヘタフェ戦に出場できる見通し、と指摘。改めて、「負傷は深刻ではない」としつつ、来週はチームメイトたちと一緒に通常通りのトレーニングを実施する予定であることを明らかにした。
ただ『マルカ』によると、クラブのメディカルチームは、数週間前に負傷したCBエデル・ミリトンの当時の状態と比較しているとのこと。ミリトンの場合は、直後に行われたチャンピオンズリーグのカイラト戦を予防措置として欠場しており、エンバペにも同様の措置が取られる可能性もありそうだ。いずれにしろ、「同箇所にさらなる打撃を受けないように、注意しながらトレーニングを行い、来週日曜日にコリセウム(ヘタフェの本拠地)で行われるレアル・マドリードの次の試合に問題なく出場できる状態にすることが重要だ」と併せて伝えている。
ここまでの公式戦で13試合出場・15得点と絶好調のエンバペ。果たして、この“怪物”はヘタフェ戦でプレーするのだろうか。