現在21歳のニコ・パスは、2016年夏にレアル・マドリードの下部組織に加入すると、2024-24シーズンにトップチームデビューを飾った。2024年夏からはコモに活躍の場を移し、加入初年度はリーグ戦35試合で6ゴール9アシストを記録。今シーズンはすでに3ゴールを挙げており、リーグが選出する9月のライジングスター・オブ・ザ・マンス(最優秀若手選手賞)に輝いている。
今夏の移籍市場では、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーがニコ・パスの獲得に関心を示したものの、コモ残留が決定。今後の移籍市場でも注目株の一人として名前が挙がり続けると見られている。また、一部報道では古巣レアル・マドリードが同選手の買い戻し条項を保持しているとも伝えられ、将来的な復帰が最も現実的な選択肢の一つとされている。
そんななか、スワルソ氏がニコ・パスの将来について言及。「最初から合意していたことで、まったく気にしていない。レアル・マドリードはいつでも買い戻す権利がある」とコメント。最終的な決定権は選手自身にあると強調し、以下のように語った。
「ニコが将来どうしたいかは彼次第だ。彼を迎えることができて、我々はとても幸せだし、コモに彼の居場所を築きたいと思っている。