ノッティンガム・フォレストは昨シーズン、2023年12月から率いるヌーノ・エスピリト・サント前監督の下で躍進。最終的にプレミアリーグ7位で終わったものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権をリーグ最終節まで争った。期待を持って今シーズンの戦いに臨んだが、クラブ上層部との関係性が悪化すると、9月9日にクラブはヌーノ前監督の解任を発表した。
後任には昨シーズンまでトッテナムの指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督が就任。しかし、同指揮官就任以降、公式戦7試合で2分5敗とチームを勝利に導くことはできず、早くも10月の代表ウィーク期間中の解任の可能性も取り沙汰されていた。
現時点ではポステコグルー監督の留任が有力とみられているものの、『テレグラフ』はショーン・ダイチ氏が後任の最有力候補として浮上していると報道。現在54歳のダイチ氏は、これまでバーンリーやエヴァートンなどの指揮を経験しており、2025年1月にエヴァートンを退任して以降はフリーとなっている。
またイギリス『BBC』は、スコットランドの名門レンジャーズの監督の席が空いたことからレンジャーズ行きも報じられたが、同氏はそのポストに興味はないと指摘。さらにダイチ氏がノッティンガム近郊に自宅を構えており、かつてノッティンガム・フォレストのユースチームにも所属していた経歴を持つことから、同クラブからのオファーは魅力的に映る可能性が高いと伝えられている。