インテル・マイアミに所属するルイス・スアレスが、キャリア通算600ゴールに到達した。12日、ウルグアイサッカー協会(AUF)が公式Instagramで伝えている。


 現在38歳のスアレスは、母国ウルグアイのナシオナル・モンテビデオでプロキャリアをスタート。以降はアヤックスやリヴァプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードなど欧州クラブを渡り歩いた。その後、古巣ナシオナル・モンテビデオへの復帰とブラジルの名門グレミオでのプレーを経て、昨年1月にインテル・マイアミへ加入。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツといった“元バルサ組”とともにチームを牽引し、在籍2年目の今季もここまで公式戦45試合出場17ゴール16アシストを記録している。

 メジャーリーグサッカー(MLS)第21節の延期分が11日に行われ、インテル・マイアミはホームでアトランタ・ユナイテッドと対戦した。試合は39分にメッシの得点でインテル・マイアミが先制すると、52分にはジョルディ・アルバが追加点をマーク。61分にスアレスが3点目を挙げ、終了間際には再びメッシがダメ押し弾を奪う。結局、そのまま試合は4-0で終了し、インテル・マイアミが勝利を収めた。

 アトランタ・ユナイテッド戦での得点により、スアレスはキャリア通算600ゴールの大台に到達。フランスのサッカーメディア『フット・メルカート』は、これまで同選手がナシオナル・モンテビデオで20ゴール、フローニンゲンで15ゴール、アヤックスで111ゴール、リヴァプールで82ゴール、バルセロナで198ゴール、アトレティコ・マドリードで34ゴール、グレミオで29ゴール、インテル・マイアミで42ゴール、そしてウルグアイ代表で69ゴールを記録してきたと紹介した。

 なお、同僚のブスケツとJ・アルバはともに今シーズン終了後の引退を発表。盟友たちが現役に終止符を打つなか、スアレスはさらに数字を伸ばしていくのだろうか。
MLS・レギュラーシーズンの最終節は18日に開催。現在イースタン・カンファレンスで3位につける同クラブは、その後に行われるファイナルシリーズへの進出を確定させている。
編集部おすすめ