ブラジル代表は13日、明日14日に迫ったキリンチャレンジカップ2025 日本代表戦に向け、会場の東京スタジアム(味の素スタジアム)で公式会見を行った。

 ブラジルを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督は「こんにちは」と冒頭に日本語で挨拶。
10日の韓国戦では5-0と圧勝し、ブラジル国内では「“フッチボール・ボニート(美しいサッカー)”が戻ってきた!」という声もあるが、「ブラジルの選手個々のクオリティがあれば美しいサッカーになると思う。ただ、それだけではなく集団としての動き方や決め事、オフザボールでも動くこと。これも美しいサッカーの一部」と説いた。

 就任以降取り組んだことについて、アンチェロッティ監督は「バランスを求め、コミットメントを姿勢を徹底しました。犠牲の精神も導入しました。それが功を奏し、韓国戦はボールをキープできて良いゲームができました。基本布陣は『4-4-2』ですが、ゲーム内容では変えることもできる」とコメント。今後の強化方針については「(固定とテスト)2つのバランスを取って進めていく必要がある。ベースを固めながら、どう組み合わせていくか。新しい選手も投入していくことになる」と語った。
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