ミランに所属するフランス代表GKマイク・メニャンがセリエAの国外開催について苦言を呈した。12日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が同選手のコメントを伝えている。


 欧州サッカー連盟(UEFA)は6日、セリエAのミランvsコモとラ・リーガのビジャレアルvsバルセロナの国外開催を承認したと発表。UEFAは、各国リーグ戦の国外開催に反対の立場にあるものの、国際サッカー連盟(FIFA)の規則が明確に定まっていないことから、この2試合については“例外的”に認めたと伝えている。

 この決定により、セリエA第24節ミランvsコモの一戦は、ミランの本拠地『サンシーロ』ではなく、オーストラリアのパースで開催されることになった。すでにフランス代表MFアドリアン・ラビオもこの件について、「今回のことは本当に馬鹿げたことだ」と発言しているが、ミランで主将を務めるメニャンも「ラビオの意見に完全に同意する」とチームメイトに同調。国内リーグ戦の国外開催に批判の言葉を述べている。

「セリエAの試合なのに、なぜ海外で開催するのか理解できない。今日では多くのことが忘れられ、経済的なことばかりに気を取られている。我々には重要な目標があるのに、ホームゲームの機会を失ってしまうことになる」
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