日本代表は13日、『キリンチャレンジカップ2025』のブラジル代表戦に向け、会場の東京スタジアム(味の素スタジアム)で前日練習を行った。

 練習後の取材に応じた日本代表MF鎌田大地は、「明らかにまだまだブラジルの選手と比べると、自分たちの個の能力という部分では足りていない部分が多いので、結局はチームとしてどう戦うかが大事」と、ブラジル代表との差と立ち位置に改めて言及。
「結局は最後、個人でゴールを取れる、守り切れるとか、そういう部分が世界のトップオブトップとの差」として、個の能力が上回る相手に対して、集団としてどう伍していくかが重要としている。

 チームとしてもブラジルについては「崩し切ってというよりも、奪ってからのショートカウンターが鋭いイメージ」と触れ、日本としては「自分たちがどれだけ前からプレスにいって、それができるのか。ボールを持っているときに、どれだけ自分たちがトライしてきたことができるのかということが分かる試合」と位置づけ、「レベルがまた一つ、今までやってきたチームから抜けている」相手に対しての試金石としても大切な試合になると話している。

 日本はブラジルと13度対戦して2分11敗と勝利がない。強化試合とは言え、勝利を目指すことに変わりはないが、「個のデュエルで勝つことも大事ですけど、チームとして戦わないといけないところ、戦術の部分といったものをピッチで100%に近い状態で表現しないと勝てる相手ではないので、選手全員の共通意識が大事」と勝利のために必要なことを話している。


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