練習後の取材に応じた日本代表MF鎌田大地は、「明らかにまだまだブラジルの選手と比べると、自分たちの個の能力という部分では足りていない部分が多いので、結局はチームとしてどう戦うかが大事」と、ブラジル代表との差と立ち位置に改めて言及。
チームとしてもブラジルについては「崩し切ってというよりも、奪ってからのショートカウンターが鋭いイメージ」と触れ、日本としては「自分たちがどれだけ前からプレスにいって、それができるのか。ボールを持っているときに、どれだけ自分たちがトライしてきたことができるのかということが分かる試合」と位置づけ、「レベルがまた一つ、今までやってきたチームから抜けている」相手に対しての試金石としても大切な試合になると話している。
日本はブラジルと13度対戦して2分11敗と勝利がない。強化試合とは言え、勝利を目指すことに変わりはないが、「個のデュエルで勝つことも大事ですけど、チームとして戦わないといけないところ、戦術の部分といったものをピッチで100%に近い状態で表現しないと勝てる相手ではないので、選手全員の共通意識が大事」と勝利のために必要なことを話している。
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