FIFAワールドカップ26欧州予選・グループGでここまで5勝1分と無敗を維持し、首位の座を固めているオランダ代表。今月のインターナショナルウィークでもマルタ代表とフィンランド代表にいずれも4-0で勝利する盤石の戦いを見せた。
フラーフェンベルフはフル出場したマルタ戦に続き、現地時間12日に行われたフィンランド戦でもスタメンに名を連ねたが、ハーフタイムで途中交代。試合後、オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は「ライアンはハムストリングに軽い痛みを感じたと言っていた。もちろん、そのことでリスクを冒したくはなかった」と明かしている。
報道によると、フラーフェンベルフはリヴァプールのメディカルチームによる診察を受ける予定だが、フィンランド戦での途中交代は予防措置としての側面が強かったとのこと。現時点で戦線離脱は見込まれておらず、現地時間19日に控えるマンチェスター・ユナイテッドとのプレミアリーグ第8節にも出場可能であるとの見方が強いようだ。
直近で公式戦3連敗中と、プレミアリーグの覇権を奪還した昨シーズンから続いていた勢いに陰りが見られるリヴァプール。現在はブラジル代表GKアリソンとイタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニが戦列を離れており、DFイブライマ・コナテも右大腿四頭筋を痛めた影響でフランス代表から離脱している。
昨シーズンのプレミアリーグ制覇に大きく貢献したフラーフェンベルフは、今シーズンもここまで公式戦8試合に出場。中盤の底からチームを支え、すでに2ゴール2アシストをマークするなど得点への関与も増えている。