ブラジル代表が前半にルイス・エンヒキとガブリエウ・マルティネッリの得点で2点のリード奪って試合を折り返すと、後半に日本代表が反撃を開始。南野拓実(モナコ/フランス)が相手のミスを突いて1点を返すと、62分に中村敬斗が右からのクロスに合わせ追加点を記録。さらに71分には上田綺世(フェイエノールト/オランダ)がCKからヘディングシュートを沈め、逆転に成功する。このままスコアは動かず、日本代表が3-2で勝利を収めた。
試合後のフラッシュインタビューに応じた森保監督は、「選手もスタッフもホームでブラジルに勝つことに対して皆が努力したことが結果につながったと思います」と対ブラジル代表14試合目で初勝利を飾った喜びを語った。
また、0-2のビハインドで迎えたハーフタイム中には「ボール保持者にプレッシャーに行けていなかったので、一人ひとりの強度を上げていくことを伝えました」と後半の逆転劇に向けた修正点を明かしている。
今後の目標については「今の力を一歩一歩レベルアップさせていくこと」とし、「ワールドカップ優勝は簡単なことではありませんが、ブラジルも本番になったらもっと厳しい戦いをしてくると思うので、覚悟を持って成長していきたい」とコメントを残した。
【動画】反撃の狼煙!南野拓実が1点を返す