ブラジルは、これまで日本代表との対戦成績を11勝2分けと圧倒的な強さを誇っていた。
この結果を受けて、ブラジルメディア『グローボ』は「ブラジル代表にとって、日本に敗北することの方が韓国に大勝することよりも価値がある」と見出しを打ち、残り8カ月に迫ったFIFAワールドカップ26に向けて改善の要求。「今は緊迫した時期であり、成功を糧にして、ミスを正すことが重要だ」と論じている。
カルロ・アンチェロッティ監督の采配については「結果に関わらず、正しいことをした」と評価。「必要なポジションを探すために選手のテストを行った。センターフォワード不在のチームのなかでヴィニシウス・ジュニオールの最前線起用を試したことはよかった」と分析した。
なお、『グローボ』は日本に関して「韓国よりもはるかに多くの脅威をブラジルに与えた」と指摘し、さらに「5バックを採用していたが、よりコンパクトで注意深いチームだった」とブラジルを撃破した日本の健闘を称えている。