日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)は14日、東京スタジアムで行われた『キリンチャレンジカップ2025』のブラジル代表戦に先発出場。試合後、気になる足首の状態について言及した。


 久保は今回、足首を痛めた影響により別メニューでの調整が続き、11日の練習から全体練習に合流するなど、その状態が心配されていた。試合前日の会見でも森保一監督が「時間を限定してプレーしてもらう」と語っていた中で先発出場。右シャドーの位置でボールを引き出し、積極的な仕掛けで攻撃をけん引し、54分までプレーしていた。

 試合後、久保は「やっと久しぶりに試合中に痛みなくプレーできたので、そういった意味では一歩前進かなと思います」とコメント。自身のパフォーマンスに関しても「思ったよりチームの助けになれて嬉しかった」と振り返った。

 また、「日本でメディカルスタッフに見てもらえたことで1週間でけっこう良くなった」ことを明かし、今回のブラジル戦に間に合わせてくれたスタッフのお陰でプレーできたことを強調。感謝の意を示すとともに、スペインに戻っても治療を続け、「もとの自分に戻れるように」と完全復活を見据えた。
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