“史上最強”との呼び声が高い日本代表がついにサッカー王国を撃破した。
迎えた後半、日本代表はまったく別のチームに変貌を遂げる。プレスの開始位置を高くすると、52分に相手DFのミスを拾った南野拓実が強烈なシュートを突き刺し1点差に。62分には途中出場の伊東純也が右サイドのスペースへ抜け出して正確なクロスを供給し、中村敬斗のボレーシュートで試合を振り出しに戻す。71分には伊東の左CKから上田綺世がヘディングシュートを叩き込み逆転に成功。その後は反撃を許さず、見事な逆転勝利を飾った。
14度目の対戦にして初めてブラジル代表に勝利した日本代表。ブラジル代表はアジア勢にめっぽう強く、直近では22連勝を記録していたが、連勝記録を止め、26年ぶりの黒星をつけた。国際親善試合とは言え、開幕まで1年を切ったFIFAワールドカップ26で優勝という壮大な目標を掲げる日本代表にとっては、非常に大きな意味を持つ歴史的勝利となった。
鮮やかな逆転勝利を飾った日本代表だが、スタッツでブラジル代表を圧倒していたようだ。データサイト『Opta』によると、日本代表はボール保持率こそ「33%」とブラジル代表の「67%」を大きく下回っていたが、シュート本数はブラジル代表よりも7本多い「15本」を記録。
【ハイライト動画】日本代表が“王国”ブラジルに歴史的勝利! 後半3発で鮮やか逆転

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