ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が、元大関・栃東として知られる玉ノ井太祐氏が親方を務める大相撲玉ノ井部屋を訪れ稽古を見学した。17日、玉ノ井部屋の公式Xが訪問の様子を公開している。


 ブラジル代表は、14日に『東京スタジアム』で行われたキリンチャレンジカップ2025で日本代表と対戦。2点リードでハーフタイムを迎えたものの、後半に3失点を許して2-3と逆転負けを喫した。なお、日本代表としては14戦目にしてA代表として初めてブラジル代表を撃破するという歴史的快挙となった。

 森保ジャパンに同点とされたあたりから、試合カメラは何度もアンチェロッティ監督の憮然とした表情を映し出していた。試合後には「良い教訓になった」とコメントを残していた名将だが、衝撃の敗戦から数日経って姿を現したのはまさかの「土俵の上」だった。

 玉ノ井部屋の公式Xは「稽古見学にいらっしゃいました。世界的な指導者をお迎えできて光栄でした」とキャプションを添えて、アンチェロッティ監督が稽古見学に訪れた際の写真を掲載。アンチェロッティ監督は力士たちとの集合写真も撮影しており、穏やかな表情が印象的だ。

 なお、アメリカメディア『ESPN』が現地時間15日に伝えたところによると、ブラジルサッカー連盟(CBF)はアンチェロッティ監督との契約延長に向けて動き出している模様。森保ジャパンに歴史的な金星を与えてしまったものの、FIFAワールドカップ26までとなっている指揮官との契約延長には全く影響しないとのことだ。


【画像】名将が力士たちとパシャリ! アンチェロッティ監督が玉ノ井部屋を訪問


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