ミランに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオに戦線離脱の可能性が浮上しているようだ。16日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。


 久々の復帰となったマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでまずまずのシーズン序盤戦を過ごすミラン。4年ぶりのスクデット獲得を目指すセリエAでは黒星発進となったが、その後は4連勝を達成し“王者”ナポリも撃破。直近の試合ではユヴェントスとスコアレスドローに終わったものの、6試合で勝ち点「13」を獲得し、ナポリとローマに次ぐ3位につけている。

 好調のチームを支えているのが、今夏にマルセイユから加入したラビオだ。味方選手との衝突によって事実上の戦力外通告を受け、予期せぬ形でセリエAへ復帰することとなった30歳だが、ここまで公式戦5試合にフル出場。ユヴェントス時代の恩師でもあるアッレグリ監督のもとで攻守に躍動している。

 そんなラビオだが、負傷によって戦線離脱を余儀なくされる可能性があるという。報道によると、同選手はインターナショナルマッチウィーク中に左ふくらはぎを負傷し、MRIによる検査の結果、ヒラメ筋の損傷が確認されたとのこと。今後10日以内に再検査を受ける予定だが、現地時間19日に控えるセリエA第7節フィオレンティーナ戦は欠場濃厚で、1カ月程度戦列を離れる可能性もあるようだ。

 また、アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチとエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンもフィオレンティーナ戦を欠場する可能性があると報じられている。
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