プレミアリーグ第8節が18日に行われ、ノッティンガム・フォレストとチェルシーが対戦した。

 ホームのノッティンガム・フォレストは、今シーズンここまで1勝2分4敗と現在は17位に低迷。
ヌーノ・エスピリト・サント前監督の後任としてアンジェ・ポステコグルー監督が就任して以降、いまだ勝ち無しが続いており、苦境に立たされている。一方のチェルシーは前節リヴァプールに、後半アディショナルタイムの得点で劇的勝利。リーグ戦4試合ぶりの白星を挙げた。

 10月の代表ウィーク明けとなる一戦で、序盤にペースをつかんだのはノッティンガム・フォレストだった。モーガン・ギブス・ホワイトの攻め上がりからエリオット・アンダーソンにパス。ショートカウンターを繰り出したが、最後のところで相手DFに阻まれ、シュートまではたどり着けない。19分には高い位置で、タイウォ・アウォニイがチェルシーのビルドアップアップを引っ掛ける。ギブス・ホワイトまでつなぎ、強烈なシュートを放つも枠の外に外れる。

 チェルシーはペドロ・ネトやアレハンドロ・ガルナチョを中心にサイドから打開を図るものの、攻めあぐねる展開に。42分、ロングボールに抜け出したアンドレ・サントスが左足を振るも、うまくミートできず、ゴールマウスを捉えることはできなかった。

 スコアレスで試合を折り返し、チェルシーはハーフタイムに3枚替えを敢行。モイセス・カイセド、ジェイミー・バイノー・ギテンス、マルク・ギウを投入する。
すると、後半立ち上がりにチェルシーが先制に成功。P・ネトが左サイドで鋭い縦突破を見せ、中央へクロス。そこにFKの攻め上がりで残っていたジョシュ・アチャンポンが頭で合わせた。さらに52分にはリース・ジェイムズがずらしたFKにP・ネトが豪快に蹴り込み、2点目を奪う。

 2点のビハインドを背負ったノッティンガム・フォレストは61分、オレクサンドル・ジンチェンコのクロスにネコ・ウィリアムズがフリーで合わせるも得点とはならず。続く65分にはCKからニコラ・ミレンコビッチがヘディングシュートは放つも、GKロベルト・サンチェスがセーブを披露。途中出場のイゴール・ジェズスのシュートもバーに阻まれ、なかなかネットを揺らすことはできない。

 試合を締めくくりたいチェルシーは、84分に試合を決定づける3点目。エステヴァンのCKはGKマッツ・セルスに弾かれたものの、こぼれ球をリース・ジェイムズが足を振り抜き、スコアを3-0に。その後、マロ・ギュストが2枚目の警告を受け、1人少なくなるが、このまま試合は終了した。

 次戦、ノッティンガム・フォレストは23日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)でポルトと対戦。チェルシーは22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でアヤックスをホームに迎え入れる。


【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 0-3 チェルシー

【得点者】
0-1 49分 ジョシュ・アチャンポン(チェルシー)
0-2 52分 ペドロ・ネト(チェルシー)
0-3 84分 リース・ジェイムズ(チェルシー)


【動画】ネトがFKから追加点!



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