プレミアリーグ第8節が19日に行われ、トッテナム・ホットスパーとアストン・ヴィラが対戦した。

 トーマス・フランク新監督を迎え入れたトッテナム・ホットスパーは、ここまでのリーグ戦で4勝2分1敗と上々の立ち上がりに。
現在は公式戦7試合無敗をキープしている。対するアストン・ヴィラは、リーグ戦開幕5戦勝ちなしと苦しい立ち上がりとなったが、その後はUEFAヨーロッパリーグ(EL)を含めて公式戦4連勝を達成。前節は2-1でバーンリーに競り勝っている。

 試合はトッテナムが先手を取る展開に。5分にCKの流れからモハメド・クドゥスが左サイドからクロス。ジョアン・パリーニャが折り返し、そこにロドリゴ・ベンタンクールが合わせ、ホームチームが立ち上がりから試合を動かす。

 お互いがミドルブロックを形成しプレスを掛け合うなか、アストン・ヴィラのモーガン・ロジャーズが右足を振り抜きミドルシュート。強烈な一撃がネットに突き刺さり、試合を37分に振り出しに戻す。その後はトッテナムがサイドからの打開を試み、やや優勢となったが1-1で試合を折り返す。

 後半に入り、最初のチャンスはトッテナムに訪れる。ケヴィン・ダンソのロングスローからウィルソン・オドベールに決定機。至近距離からシュートを放つが、アストン・ヴィラが体を張った守備でこれを阻止。
対するアストン・ヴィラも素早く攻撃からドニエル・マレンがゴールを脅かす。

 試合が膠着するなか、アストン・ヴィラが77分に逆転に成功。ハーフライン付近からのロングボールを途中出場のエミリアーノ・ブエンディアが回収。左足に持ち変え鋭いシュートを放ち、ネット揺らした。

 1点を追いかけることになったトッテナムはFWランダル・コロ・ムアニを投入し、同点を目指したものの、GKエミリアーノ・マルティネスの牙城を崩すことはできず、このまま試合終了。アウェイのアストン・ヴィラが2-1で逆転勝利を収めている。

 トッテナムは次戦、22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で南野拓実が所属するモナコと対戦した後、26日には敵地でエヴァートンとの一戦に。アストン・ヴィラは23日にELでゴーアヘッドとの試合後、26日にマンチェスター・シティをホームに迎え入れる。

【スコア】
トッテナム・ホットスパー 1-2 アストン・ヴィラ

【得点者】
1-0 5分 ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム・ホットスパー)
1-1 37分 モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)
1-2 77分 エミリアーノ・ブエンディア(アストン・ヴィラ)


【動画】ブエンディアの逆転ミドル!



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