インターナショナルマッチウィーク明けのブンデスリーガでは、日本代表アタッカーが所属するクラブ同士の対戦が実現。
フライブルクに所属する鈴木唯人は、ブンデスリーガで2試合ぶりのベンチ入り。一方で、10月の日本代表活動を終えてチームに合流した堂安律は、古巣戦で今季ブンデスリーガ7試合連続のスタメンに名を連ねた。
試合は序盤の2分に動く。ロビン・コッホからの横パスが乱れた隙をヨハン・マンザンビが見逃さず、インターセプトから持ち運んで、最後は優しいスルーパス。抜け出したデリー・シャーハントが左足で流し込み、フライブルクが先手を取った。
幸先良く先制した後もフライブルクのペースで試合が進み、チャンスの数を増やしていくが、なかなか追加点を奪えない。すると18分、フランクフルトが反撃に出る。ピッチ中央付近でのボール奪取から、パスを受けた堂安がドリブル突破を試みたが、相手に防がれる。だが、相手に当たったルーズボールがボックス内へ流れると、狙っていたヨナタン・ブルカルトが左足でゴールネットを揺らした。
以降も試合の流れは変わらず、フランクフルトのチャンスは限定的だったが、ストライカーはワンチャンスをきっちり仕留める。38分、右サイド高い位置で堂安がジョーディ・マケンゴに厳しくチェックに行き、苦し紛れに蹴り出したボールをジャン・ウズンが拾うと、ここからショートカウンターへ。スルーパスでポケットへ侵入したファレス・シャイビがマイナスへ折り返すと、最後はブルカルトがダイレクトで沈め、フランクフルトが逆転に成功してハーフタイムに突入した。
後半に入ってからも試合の様相は大きくは変わらず、フライブルクが同点を目指して攻撃を目論む。64分にはジュニア・アダムとルーカス・ヘーラーを下げてイゴール・マタノヴィッチ、そして第2節ケルン戦(●1-4)以来の出場となる鈴木を投入。だが、2点目を奪うことはできず、1点ビハインドのまま終盤に突入する。
しかし、試合はこのままでは終わらなかった。87分、ペナルティエリア手前右寄りの位置でフリーキックを獲得すると、ヴィンチェンツォ・グリフォがクロスを匂わせつつ、右足で直接狙う。意表を突く一撃がゴールに突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。
試合はこのままタイムアップ。フライブルクは公式戦無敗の試合数を「7」に伸ばし、フランクフルトは公式戦の連敗を「2」でストップした。堂安は74分までプレーした。
この後、フライブルクは23日、EL・リーグフェーズ第3節でユトレヒトをホームに迎える。一方、フランクフルトは22日、同じくホームでCL・リーグフェーズ第3節のリヴァプール戦が控えている。
【スコア】
フライブルク 2-2 フランクフルト
【得点者】
1-0 2分 デリー・シャーハント(フライブルク)
1-1 18分 ヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)
1-2 38分 ヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)
2-2 87分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
【動画】グリフォの直接FKでフライブルクが同点に持ち込む

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