フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、ヘラクレス戦でゴールを決めた。

 エールディヴィジ第9節が行われ、フェイエノールトは敵地でヘラクレスと対戦。
ブラジル代表戦で逆転弾を挙げた上田は、この試合にも先発出場した。試合は開始すぐの7分に早速スコアが動いた。上田は、敵陣ボックス手前での相手選手のミスを見逃さず、ボックス手前から右足を一閃。低く鋭いシュートはゴールポストに当たりながらゴール左下に突き刺さり、フェイエノールトが先制に成功した。

 そしてフェイエノールトの2点リードで迎えた33分、敵陣左サイドでのスローインから、アニス・ハジ・ムサがボックス内で折り返しのパス。これを上田がワンタッチで合わせ、シュートをゴール中央上に決めてみせた。

 さらに38分、フェイエノールトは左サイドからボックス内へクロスを上げると、相手選手にデフレクションしながらボールは上田の足元に。これを左足で冷静に決め切り、上田が前半までにハットトリックを達成した。

 上田は、これでリーグ戦9試合目で11ゴール目を記録し、得点ランキングトップに君臨。得点ランク2位に位置するコーエン・コストンズ(PECズヴォレ)との差を「6」に広げることとなった。なお、日本代表DF渡辺剛はふくらはぎの痛みを訴え、この試合ではメンバー外となっている。


【動画】相手ファンも苦笑い…上田綺世が前半だけでハット達成! vsヘラクレス






編集部おすすめ