ラ・リーガ第9節が19日に行われ、ヘタフェとレアル・マドリードが対戦した。

 レアル・マドリードは、試合開始前の時点で先に試合を消化した首位バルセロナと勝ち点「1」差の2位。
勝利を手にし、首位の座を守りたいところだ。対するヘタフェは、第4節のレアル・オビエド戦以来勝利がないという状況。レアル・マドリード相手に勝ち点を重ねることはできるか。

 レアル・マドリードはボール支配率でヘタフェを上回りながらも、なかなか決定的な場面まで持ち込むことができない。対するヘタフェは5-3-2の守備ブロックで粘り強く守りながら、カウンターの機会をうかがっていく。

 前半は両チームともに相手の守備を崩しきることができず、お互いにスコアレスで終了した。

 後半に入ってからもボールを支配しつつ、得点が遠いレアル・マドリード。シャビ・アロンソ監督は55分にフランコ・マスタントゥオーノに代えてヴィニシウス・ジュニオール、エドゥアルド・カマヴィンガに代えてアルダ・ギュレルを投入。得点への姿勢を明確にしていく。

 その後も、ヘタフェは粘り強い守備でレアル・マドリードを無得点に抑える。しかし77分、ヘタフェのアラン・ニョムがヴィニシウスを倒してしまい、レッドカードを提示されて退場。ヘタフェが数的不利に陥る。


 すると80分、途中出場のギュレルからのパスをエンバペがボックス手前で引き取ると、素早くターンしてゴール左上にシュートを突き刺し、レアル・マドリードが遂にゴールをこじ開けた。

 その後も退場者を出したヘタフェは得点できず。リーグ戦10ゴール目を記録したエンバペの活躍で、レアル・マドリードが1-0でヘタフェに勝利した。

 ヘタフェは次節、25日にアウェイでアスレティック・ビルバオと対戦。レアル・マドリードは、22日チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でホームでのユヴェントス(イタリア)戦に臨み、次節は26日にホームで宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”を戦う。

【スコア】
ヘタフェ 0-1 レアル・マドリード

【得点者】
0-1 80分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)


【動画】ギュレル→エンバペのホットライン開通! レアル・マドリードが遂に先制


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