リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。19日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第8節が行われ、リヴァプールはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。試合開始直後の2分にアマド・ディアロのスルーパスからブライアン・ムベウモが得点し、アウェイのマンチェスター・ユナイテッドが先制に成功。その後、リヴァプールも78分にコーディ・ガクポが同点弾を挙げるが、84分にハリー・マグワイアがヘディングで勝ち越し弾を奪う。結局、ゲームは2-1で終了し、マンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた。

 試合を振り返ったスロット監督は、「ユナイテッドと対戦するときは、彼らが深く守りを固め、ロングボールを多用してくることを理解している」とコメント。「そうなると、彼らを崩すのは簡単ではなく、高い位置でボールを奪うチャンスも少ない。しかも、試合開始から1分や2分で失点してしまうと、さらに難しくなる」とキックオフ早々の失点を悔やんでいる。

 また、「試合前に『あの低いブロックを敷くユナイテッドに対して、これだけのチャンスを作れる』と言われていたら、私は『それなら大歓迎だ』と言っていただろう。普通なら、そういう内容で試合を落とすことはない」と主張。「でも今日は負けた。なぜなら決定機を多く外したからだ。わずかに許したチャンスが、2失点に直結した。
しかも再びセットプレーから。これが敗因の一つだ」と語った。

 さらに、「交代後にさらにチャンスを与えてしまったという指摘もあるだろう。それは正しい」と口に。一方で、「1点ビハインドなら、当然リスクを取らなければならない。1点リードしている時とは違う。毎回のように追いかける展開になっていることを考えれば、そこまで悲観していない」と説明している。

【ゴール動画】ムベウモが電光石火の先制弾



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