レアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督が、ヘタフェ戦を振り返った。19日、スペインメディア『マルカ』がコメントを伝えている。


 ラ・リーガ第9節が行われ、レアル・マドリードは敵地でヘタフェと対戦した。試合は序盤からアウェイチームが主導権を握ったものの、スコアレスでハーフタイムに突入。そんななか、77分にヘタフェに退場者が生まれると、その3分後にアルダ・ギュレルの縦パスを受けたキリアン・エンバペが先制ゴールをマークする。終盤にはヘタフェが2人目の退場者を出してしまい、試合は1-0のまま終了。勝利を収めたレアル・マドリードがリーグ首位をキープした。

 試合後のインタビューに応じたシャビ・アロンソ監督は、「ヘタフェに来て勝つのは簡単なことではない。しっかり戦う姿勢を持ち、立ち向かわなければいけない場所だ。そして、必ずしも美しい試合にはならないことも理解しておく必要がある」とコメント。「今日は集中力を切らさず、自分たちがやるべきことをやり切った。華やかな試合にはならないと分かっていたから、覚悟を決めて臨んだ。そして実際にその通りになった」と難敵から掴んだ白星を高く評価している。

 また、この試合で早くもリーグ戦10ゴール目を記録したエンバペについても言及。
攻撃におけるエースへの”依存”を問われると、「そうは言えない」と明確に否定。続けて、「彼にとても満足している。彼のゴールやプレーはチームに決定的な影響を与えている」と述べつつ、「しかし、彼の得点の裏には多くの要素がある。チーム全員が重要なんだ」と見解を示した。

【動画】ギュレル→エンバペのホットライン開通! レアルの先制弾


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