コモを率いるセスク・ファブレガス監督が、ユヴェントス戦を振り返った。イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。


 セリエA第7節が19日に行われ、コモはここまで無敗のユヴェントスと対戦。4分にショートコーナーの流れからニコラス・パスのクロスにマルク・オリヴァー・ケンプフが先制点を決めると、79分にはカウンターからニコラス・パスが左足で追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

 なお、イギリスメディア『Squawka』によると、コモは73年ぶりにセリエAの試合でユヴェントスに勝利を収め、23試合未勝利という記録を止めたほか、セスク監督率いるコモは1986年以来、セリエA開幕からのホーム4試合を初めて無敗で終えたことも伝えられている。

 この試合はベンチ入り禁止となっていたセスク監督は試合後、『DAZN』のインタビューで「(アルバロ・)モラタはまさに私が求めていたことをやってくれた」と今夏の加入後、公式戦9試合に出場しているものの、ノーゴールとなっているモラタが、チームに多大な貢献をしていることを強調した。

「ストライカーはゴールで評価されると思うけど、私はそうではない。彼は自分のためにゴールを決めなければならないけど、私のためにではない。彼は私たちが彼をコモに連れてきた理由を示してくれた」

 また、1ゴール1アシストとこの試合の全得点に関与したニコラス・パスについてセスク監督は「ニコは王者だ。彼と彼の将来について私は非常に冷静だ。彼がこのハングリー精神と謙虚さを持ち続ければ、望む場所には辿り着けると思う。才能とフィジカルの強さは十分にあるからね」と高く評価していることを明かした。


【ハイライト動画】コモvsユヴェントス

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