昨シーズンのプレミアリーグを圧倒的な強さで制したリヴァプールは、アルネ・スロット監督のもとで黄金期を築くべく、今夏の移籍市場で4億ポンド(約800億円)以上を費やす超大型補強を敢行。
しかし、プレミアリーグ第6節でクリスタル・パレスに競り負けると、ガラタサライとチェルシーにも敗れて公式戦3連敗と急失速。現地時間19日に行われたプレミアリーグ第8節ではマンチェスター・ユナイテッドに“要塞”『アンフィールド』を攻略され、2014年11月以来およそ10年ぶりの公式戦4連敗を喫した。
新戦力の適応や“絶対的エース”であるサラーの不調など様々な問題点が浮上しているリヴァプールだが、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が指摘したのはセンターフォワード(CF)の人選。スロット監督はこれまでのところ、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクをCFのファーストチョイスとしているが、今夏にプレミアリーグ史上最高額で加入した26歳はここまで公式戦7試合に出場し1ゴールと本領を発揮できずにいる。
かつてエヴァートンやマンチェスター・ユナイテッドでストライカーとして活躍したルーニー氏はイギリスメディア『BBC』を通じて「私ならイサクを起用するつもりはない。ニューカッスルから加入して以来、彼はまだ準備ができていないようだ」と持論を展開。リヴァプール移籍を熱望するあまり、ニューカッスルのプレシーズンに合流しなかったイサクのコンディション面を指摘しつつ、次のように語っている。
「彼は練習していないし、プレシーズンを過ごしていない。これは本当に重要なことなんだ。ニューカッスルが練習している間、彼はおそらく6時間も自宅にこもって代理人と電話で交渉し、移籍を模索していたのだろう。プレシーズンがないのは本当に辛いことだ。
また、ルーニー氏は「パフォーマンス面ではエキティケより先にプレーする資格はない」ともコメント。今夏にフランクフルトから加入し、ここまで公式戦11試合で5ゴールと結果を残しているフランス代表FWウーゴ・エキティケを先発起用すべきと明言した。
フランクフルトとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節を挟み、週末にはブレントフォードと対戦するリヴァプール。悪い流れを断ち切り、再び上昇気流に乗ることはできるだろうか。スロット監督の起用法にも注目が集まる。

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