レアル・マドリードに所属する右サイドバック(SB)ダニエル・カルバハルが、リーグ戦における国外開催について意見を述べた。

 ラ・リーガは6日、第17節に組まれていた『ビジャレアルvsバルセロナ』の試合を、アメリカ・マイアミで開催することを発表した。
リーグの会長を務めるハビエル・テバス氏の、積年の夢だったともされる国外開催が実現した一方で、当然のことながら、選手・監督やクラブ、そして現地のサポーターは猛反発。すると今節、スペインのフットボール選手会が主導となり、全20クラブのキャプテンが賛同した上で、キックオフから15秒間プレーしないという抗議活動に及んでいた。

 そうしたなかで、レアル・マドリードのキャプテンを務めるカルバハルは、スペインメディア『Teledeporte』において、改めて反対の立場であることを明確にし、「これは、明らかにラ・リーガにおける汚点であり、全クラブが同じ条件下で競う、というリーグの公平性を妨げている。選手、クラブ、そしてリーグ全体が公平であることが極めて重要で、そのように主張し続けるべきだが、今回の決定はそれに反している」と意見を述べた。
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