今シーズンもレアル・ソシエダの中心選手としてここまで8試合に出場し、1ゴールをマークしている久保建英。今夏にイマノル・アルグアシル前監督が退任し、中盤の主軸だったスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(現:アーセナル)が移籍したチームは現在ラ・リーガ18位と苦戦が続いているが、24歳の日本代表アタッカーは右サイドを主戦場に違いを生み出している。
そんな久保だが、ここ1カ月あまりは左足首の痛みに悩まされている。日本代表が歴史的勝利を飾った14日のブラジル代表戦では先発起用され54分間プレーしたが、インターナショナルマッチウィーク明け初戦のラ・リーガ第9節セルタ戦は欠場を余儀なくされた。
報道によると、久保の左足首は回復傾向にあったものの、セルタ戦の前日練習にて再び違和感を覚えたため、同試合のメンバーから外れたとのこと。レアル・ソシエダは現地時間24日金曜日にセビージャとのラ・リーガ第10節を控えているが、久保はリスク回避のため2試合連続の欠場となる可能性があるという。セルヒオ・フランシスコ監督らは、11月1日に控えるアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーにトップコンディションで臨ませたいと考えているようだ。
フランシスコ監督は、久保のセビージャ戦出場可否について「土曜日のウォーミングアップ中に彼は再び痛みを感じたことを示す仕草をした。もうすぐセビージャ戦があるので、今週の状況と彼の反応を見ていきたい。出場できると信じたいが、どうなるかはわからない」とコメントしているという。
なお、レアル・ソシエダはセビージャ戦とアスレティック・ビルバオ戦の間にコパ・デル・レイ(国王杯)1回戦も控えている。