アヤックスを率いるヨン・ハイティンハ監督が、チェルシー戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節が22日に行われ、アヤックスは敵地でチェルシーと対戦。15分にケネト・テイラーが一発退場になってしまうと、18分と27分に失点し、33分にはヴァウト・ヴェグホルストがPKを決めて1点を返したものの、その後PKから2失点を喫するなど、1-5で敗れた。

 この試合でケガから復帰を果たした日本代表DF板倉滉はフル出場したものの、大敗したアヤックスはこれでCL3連敗スタートとなり、3試合で11失点を喫してリーグフェーズでは36位の最下位に沈んでしまっている。

 試合後、ハイティンハ監督は「彼らはプレミアリーグだけでなく、チャンピオンズリーグでも強豪チームの一つだ。私たちにとっては受け入れ難い結果だったが、仕方がない」と完敗を認めながら、次のように続けた。

「相手はPKから2ゴールを決め、その他の2ゴールもディフレクションされたものだから、選手たちを責めることはできない。彼らは本当にハードワークしていた」

「もっと安定感を高める必要がある。まだ調子は上がったり下がったりだが、今のクラブの状況はまさにそのような感じだ。毎日本当に懸命に取り組んでおり、改善が見られている。たった15分だったけど、すでに改善は見ることができていたと思う。良い点を次の試合に活かし、そこから改善できる点を学んでいかなければならない」

 CLでの今季初勝利を目指すアヤックスは、11月5日にホームで行われるリーグフェーズ第4節でガラタサライ(トルコ)との対戦を予定している。


【ハイライト動画】チェルシーvsアヤックス

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