チェルシーやミランから関心を集める日本代表GK鈴木彩艶が、イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じた。

 現在23歳の鈴木は浦和レッズの下部組織出身で、2021年3月にトップチームデビューを飾った。
2023年夏にシント・トロイデン(ベルギー)に完全移籍を果たすと、翌年夏にはパルマ・カルチョ(イタリア)に活躍の場を移している。

 加入以来、正守護神として君臨する鈴木は今シーズンもここまで公式戦全9試合に出場中。19日に行われたセリエA第7節のジェノア戦では、終盤のPKストップを含めるビッグセーブを披露し、同試合のPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選出された。

 欧州ビッグクラブからの視線を浴びるなか、すでにミランがスカウトを派遣していることも明らかになっている。インタビュー内で興味を示されていることについて問われると、鈴木は「世界最高のゴールキーパーの一人になりたい。今はパルマでのプレーとワールドカップに集中している」とコメント。今シーズンはパルマで戦い続ける意志を強調している。

 さらに鈴木は自身のユニークなトレーニング法に関しても言及。「今日は反射神経を向上させるために、特殊なメガネと交互に点灯するライトを使った練習をした」と語ると、「トレーニングの後には英語とイタリア語の勉強をしている。ピラティスも取り入れているし、それは姿勢と柔軟性を改善して、体幹の強化につながるんだ」と続け、さらなる成長への強い意欲を示した。

 鈴木が所属するパルマは次戦、25日にセリエA第8節でコモと対戦する。


【動画】鈴木彩艶がビッグセーブ連発!



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