来年3月からオーストラリアで開催される女子アジアカップに向け、ニルス・ニールセン監督の下で着々と準備を進めるなでしこジャパン。
試合は開始直後からなでしこジャパンにピンチが訪れる。3分に左サイドからアーリークロスが送られると、ボックス手前の受け手に対して古賀塔子が対応。しかし、こぼれ球がペナルティエリア正面に流れ、日本のゴールをグラウンダーのシュートが襲う。いきなりの決定機だったが、GK山下杏也加がビッグセーブ。24分にもGK山下は抜群の反応でシュートをストップし、立て続けにチームを救う。
その5分後にはなでしこジャパンが決定機を演出。ポゼッションでイタリア女子代表を押し込みつつ、敵陣左サイドでボールを持った長谷川が縦パスを供給。ボックス手前で収めた田中美南がテンポ良く縦へと流すと、抜け出した藤野が角度の小さい位置でGKと1対1の局面を迎える。右足で股下を狙ったシュートを放ったが、惜しくもGKに防がれてしまった。
攻勢を強めるなでしこジャパンは、前半アディショナルタイムに中盤左サイドでボールを奪取。
そんななか、52分にイタリア女子代表がボックス内でボールをキープし、2連続のヒールパスからジャダ・グレッジが先制弾をマーク。ペナルティエリアに人数が揃っていたなでしこジャパンだが、大外で余るグレッジへの対応が遅れ、先にスコアを動かされてしまった。ニールセン監督は直後に浜野まいかを投入し、反撃の糸口を探る。
それでも64分になでしこジャパンがゲームを振り出しに戻す。古賀が右サイドの髙橋はなに配球し、敵陣中央でサポートした宮澤へと横パス。ワンタッチで前線にロブパスを出すと、2列目から飛び出した長谷川がペナルティエリア内に侵入する。GKのポジションを確認しながらダイレクトで狙うと、巧みなループシュートがGKの頭上を超えてゴールイン。なでしこジャパンが貴重な同点弾を挙げた。
結局、そのまま試合は1-1で終了し、両者痛み分けとなった。
【スコア】
イタリア女子代表 1-1 なでしこジャパン
【得点者】
1-0 52分 ジャダ・グレッジ(イタリア女子代表)
1-1 64分 長谷川唯(なでしこジャパン)
【動画】長谷川唯の“芸術ループ”が炸裂!

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