17位横浜FMは降格圏との勝ち点差を「2」に広げて、難敵との連戦が続くラスト4節に突入。
試合の均衡が破れたのは12分、横浜FMが相手のミスを活かして先制に成功する。相手GK大迫敬介のパスを引っ掛けて、素早く前線にパスを供給。受けた植中朝日は前を向いてシュートを選択し、正確にゴール左下隅を撃ち抜いた。
追いかける展開となった広島はボールを握る時間が続いたものの、今季を通じて課題の決定力不足に悩まされ、ビハインドで折り返す。ミヒャエル・スキッベ監督はハーフタイムで3枚替えを行い、状況の打破を図る。66分、東俊希のクロスに中村草太が合わせてゴールネットを揺らしたものの、中村がわずかにオフサイドラインを越えていたため、得点はVARによるチェックの末に取り消された。
すると83分、苦しい時間が続いていた横浜FMにチャンスが訪れる。天野純がペナルティエリア内で田中聡のファウルを誘ってPK獲得。天野自らがキッカーを務めると、ゴール右下隅に突き刺してリードを広げる。
そして後半アディショナルタイム1分、横浜FMが勝利を手繰り寄せる3点目を奪う。天野の右コーナーキックにジェイソン・キニョーネスが頭で合わせて押し込んだ。
試合はこのまま終了し、横浜FMは2連勝、広島は8試合ぶり黒星となった。18位横浜FCが今節敗れたことで、横浜FMと残留圏の勝ち点差は「5」に広がった。なお、横浜FMが勝利したことで、最下位のアルビレックス新潟は降格が決まり、19位湘南ベルマーレも26日のアビスパ福岡戦でドロー以下なら残留の可能性が消滅する。
横浜FMの次節は11月9日に行われ、敵地で京都サンガF.C.と対戦。広島は同1日にJリーグYBCルヴァンカップ決勝で柏レイソルと戦った後、同9日のJ1第35節で浦和レッズをホームに迎え撃つ。
【スコア】
横浜F・マリノス 3-0 サンフレッチェ広島
【得点者】
1-0 12分 植中朝日(横浜FM)
2-0 86分 天野純(横浜FM)
3-0 90+1分 ジェイソン・キニョーネス(横浜FM)

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


