ブンデスリーガ第8節が行われ、日本代表DF菅原由勢とU-21ドイツ代表GKミオ・バックハウス(日本名:長田澪)が所属するブレーメンは、ウニオン・ベルリンに1-0で勝利した。

 菅原は右サイドバックとして、長田とともに先発出場。
積極的に攻撃参加する菅原は、22分にペナルティエリア手前からミドルシュートを放ったが、相手DFに当たってコースが変わったボールは惜しくも枠を外れる。

 同点で折り返すと、72分にブレーメンが先制に成功する。菅原が自陣から供給したスルーパスに抜け出したマルコ・グリュルがカットインで切り返しで角度を作り、左足でシュートを放つ。狙い澄ましたコントロールショットがゴール左上隅に吸い込まれ、菅原は今季2アシスト目を記録することになった。

 しかし、菅原は90分に負傷交代してしまう。中央へと切り込む相手を追いかけてシュートのブロックを試みた後にピッチへ座り込む。メディカルスタッフの診断を受けた後、右足の太ももの付け根のあたりを手で押さえながら、自力で歩いてベンチへと下がっていった。

 試合は1-0のまま終了し、長田が今季出場2試合目のクリーンシートを達成して、ブレーメンは今季3勝目を挙げた。ブレーメンの次節は11月1日に行われ、日本代表MF佐野海舟とMF川﨑颯太が所属するマインツと敵地で対戦する。

【スコア】
ブレーメン 1-0 ウニオン・ベルリン

【得点者】
1-0 72分 マルコ・グリュル(ブレーメン)


【ハイライト動画】ブレーメンvsウニオン・ベルリン

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