サンダーランドを率いるレジス・ル・ブリ監督が、好調を維持する同クラブの目標設定について言及した。25日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第9節が行われ、サンダーランドは敵地でチェルシーと対戦した。試合は開始早々の4分にアレハンドロ・ガルナチョの加入後初ゴールでホームチームが先制に成功。一方のサンダーランドも、22分に混戦の中からウィルソン・イシドールがこぼれ球を押し込み、スコアを振り出しへと戻す。さらに後半アディショナルタイム、カウンターの流れからケムズダイン・タルビが値千金の逆転ゴールをマーク。結局、そのまま試合は2-1で終了し、サンダーランドが勝利を収めた。

 チェルシー戦での勝利により、今季のプレミアリーグ通算成績を5勝2分2敗としたサンダーランド。同クラブがプレミアリーグ開幕9試合で獲得した勝ち点は17ポイントとなっており、昇格クラブとしては過去17年間で最高のスタートを切った。

 しかし、好調を維持するなかでもチームの目標に変化はない様子。チェルシー戦後のインタビューに応じたレジス・ル・ブリ監督は、「目標はまったく変わっていない。できるだけ早く40ポイントという目標に到達したい。まだ折り返し地点には達していないが、あと3ポイントで到達するところまで来ている」と冷静に現状を分析した。

 また、「良いスタートを切ることはとても重要だ。
自信と信念をもたらすし、逆に悪い流れを作ってしまうこともある」と説明。その上で、「メンタリティや自信を立て直すのは本当に難しい。だからこそ、このようなスタートを切れて嬉しいし、ファンの皆さんのためにも本当に良かった」と良好な滑り出しを見せたチームを高く評価している。
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