今季のプレミアリーグ昇格組3クラブには残留の期待が高まっているようだ。26日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 プレミアリーグ第9節が24~26日にかけて開催され、日本代表MF田中碧が所属するリーズがウェストハムに2-1で勝利したのを皮切りに、サンダーランドはチェルシーに2-1で、バーンリーはウルヴァーハンプトンに3-2でそれぞれ勝利を収め、今節は昇格組の3クラブが揃って白星を飾った。

 データサイト『OPTA』によると、昇格組3クラブがプレミアリーグの同節ですべて勝利したのは2020-21シーズンの第10節(11月28~30日)以来、5シーズンぶりのことになったという。

 また、『BBC』によると、第9節終了時点でのサンダーランド、リーズ、バーンリーの合計勝ち点は「38」で、これはプレミアリーグ創設以来、史上3番目に多い勝ち点数になっていることも伝えられている。

 プレミアリーグでは2022-23シーズンにフルアム、ボーンマス、ノッティンガム・フォレストのすべてが残留したのを最後に、2023-24シーズンはバーンリーとシェフィールド・ユナイテッド、ルートン・タウンが、2024-25シーズンはレスター、イプスウィッチ、サウサンプトンという昇格組3クラブがすべて1年での降格を余儀なくされている。

 このことから、今季の昇格組3クラブの戦いには開幕前から注目が集まっていたなか、3クラブともに順調な滑り出しを見せており、3シーズンぶりに残留するクラブが現れることに期待が寄せられているが、果たしてこのまま勝ち点を積み重ねていくことはできるのだろうか。

 第9節終了時点でのプレミアリーグの順位表は以下の通り。※カッコ内は勝ち点/得失点差

1位 アーセナル(22/+13)
2位 ボーンマス(18/+5)
3位 トッテナム・ホットスパー(17/+10)
4位 サンダーランド(17/+4)
5位 マンチェスター・シティ(16/+10)
6位 マンチェスター・ユナイテッド(16/+1)
7位 リヴァプール(15/+2)
8位 アストン・ヴィラ(15/+1)
9位 チェルシー(14/+6)
10位 クリスタル・パレス(13/+3)
11位 ブレントフォード(13/0)
12位 ニューカッスル(12/+1)
13位 ブライトン(12/-1)
14位 エヴァートン(11/-3)
15位 リーズ(11/-5)
16位 バーンリー(10/-5)
17位 フルアム(8/-5)
18位 ノッティンガム・フォレスト(5/-12)
19位 ウェストハム(4/-13)
20位 ウルヴァーハンプトン(2/-12)


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